第126回「 産学官交流 」講演会・交流会 報告 

 

 

主催:静岡市清水産業・情報プラザ(指定管理者: 静岡商工会議所)

共催:新産業開発振興機構 


静岡理工科大学にご協力いただき、第126回の講演会を開催しました。

今年度の産学官交流講演会はコロナ禍の影響で6月、7月の講演会は延期となり今回が今年度初めての講演会となりました。只、従来の対面方式ではなく、オンデマンド(動画録画配信)方式で2020年10月27日から11月8日までYoutubeにて配信しました。静岡理工科大学 理工学部 電気電子工学科 美馬一博教授による「メカトロニクス・ロボティックスによる生活支援」、理工学部 電気電子工学科 東城友都講師による「持続可能なエネルギー社会に適合した蓄電池の開発」の講演がありました

 

 


静岡理工科大学 理工学部 電気電子工学科 教授 美馬 一博氏

メカトロ二クス、ロボティックスによる生活支援

 

美馬教授は綜合警備保障、トヨタ自動車ロボット設計、ロボット開発に携わり2019年より着任。警備ロボットとトヨタのHSR(Human Support Robot)の説明。HSRシンプルな構造で研究プラットフォームとして開発されたロボット。HRSは介助犬をベースに考えられ。緊急連絡手段、ドア開閉、衣服の脱衣補助、車椅子牽引、規律・歩行介助、スイッチ操作などのアシストを担当、2018年より全自動お片付けロボットが登場している。内閣府のSociety5.0においてロボットの支援により人の可能性が広がる社会となると伝え、ロボットによるイノベーション社会を形成する。イノベーションは技術革新だけでなく、社会的に影響を与える大きな価値を生み出す事、技術革新はイノベーションのごく一部である。ロボットによるイノベーションでは代表的なものはiRobot社のルンバ。枯れた技術に+αして家庭用に掃除ロボットを普及させた。美馬教授の研究室での研究として、家事支援システムの開発、小型モビリティの利便性向上に関する研究、小型垂直搬送機と移動ロボットによる倉庫の利便性向上を地元の搬送機メーカーと共同で研究をしている。

 

 

 

静岡理工科大学 理工学部 電気電子工学科 講師 東城 友都氏

持続可能なエネルギー社会に適合した蓄電池の開発

 

東城講師は大学卒業後、静岡大学、豊橋技術科学大学を経て2018年より着任。蓄電池の研究をしている。SDGS、Society5.0を取り入れた社会的課題の解決と経済の発展を目指した取り組みをしている。講演の内容として、内閣府のコンパクトシティ構想(トヨタ自動車の裾野市)をあげ、世界で実現に向けた取り組みが進んでいる。その中で次世代自動車や蓄電池の投資規模が拡大すると予想。エネルギーの有効利用に蓄電池が活躍する。将来的にはポストリチウムイオン電池。リチウムイオン電池の開発動向と内部構造、動作原理の説明。次世代電池としては2価イオン電池の開発が挙げられる。2価イオン電池の動作原理、実現可能性について、正極材料の候補とその評価例の説明、負極材料の候補とその評価例の説明があった。次世代電池のこれからについて、研究室では2030年の実用化に向けての電池試作、評価を計画、現行リチウムイオン電池から全個体リチウムイオン電池、そして革新型知久電子へと技術シフトが行われる。

 

 

 

 

 

 


休館日のお知らせ
    ★12/20 12/29~1/3 ★1/11 1/17 

セミナー&イベント

  • 4/5F:静岡商工会議所
  • 6F:新産業開発振興機構